寒い季節、日常でよく耳にする「風冷え」と「底冷え」と言う言葉。
どちらも寒さを表す言葉ですが、その意味や感じ方には違いがある事をご存じでしょうか?
風が吹く事で寒さが体に染みる「風冷え」と、大地から冷たさがじわりと伝わる「底冷え」。
この記事では、この2つの寒さの特徴とその違い、そして効果的な防寒対策について調べてみました。
今年の冬を快適に過ごすためのヒントが見つかるはずです!
風冷えとは?
風による熱の奪われ方が原因で、気温以上に寒く感じる事が特徴です。
風速が1m/s増えるごとに、体感温度は約1℃下がると言われています。
そして風による冷気が、衣服内に侵入し体温を下げるそうです。
風冷えの対策
【衣服での工夫】
- 風を通さない素材の活用→ウインドブレーカーや防風ジャケットを着る。
- 重ね着の工夫→ヒートテックやフリースを着用し空気層を作る。
- 首・手首・足首を保護→「首」を温めて全身の保温効果を高める。
【室内での工夫】
- 窓の隙間風対策→断熱シートやカーテンで風の侵入を防ぐ。
- 加湿器の活用→湿度を上げる事で体感温度を改善する。
底冷えとは?
足元から冷気が伝わる事で、全身が冷える現象で主に気温が低く、湿度も低い地域(京都など)で感じやすい寒さです。
地面からの冷気や放射冷却が原因で、足元や下半身が冷える寒さです。
底冷えの対策
【衣服での工夫】
足元を重点的に保温する。
足に貼るカイロなどを利用して、下半身の冷え対策をする。
【室内での工夫】
床暖房やカーペットを利用して、床からの冷えを遮断する。
断熱マットやスリッパで、地面との接触を減らすようにする。
コタツやホットカーペットで、部分的に足元を温めるアイテムを利用する。
まとめ
風冷えは「風対策」が、底冷えは「足元の冷え対策」が重要です。
還暦超えた私には、どちらかと言うと「底冷え」の方がキツイですね。
でも放射冷却現象は晴れた日が多いそうで、風が無くて曇っている時などは、どちらとも言えない場合もあるそうです。
上空の寒気が居座っていると言う事らしいので、頭の先からつま先までしっかり防寒対策をして、この寒さを乗り越えましょう!