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ペットボトル飲料の賞味期限はなぜあるの?通気性と計量法が関係していた!

最近SNSなどで「未開封のペットボトルは賞味期限が切れていても飲める」と言った投稿が話題です。

実際「見た目も変わっていないし、味もおかしくないのに期限があるのはなぜ?」と不思議に思った方も多いのではないでしょうか。

その理由は意外にも「ペットボトルの通気性」と「法律(計量法」にありました。

 

 

ペットボトルは空気を通す!?

ペットボトルの素材「PET(ポリエチレンテレフタレート)」には、わずかな通気性があります。
つまり、時間が経つと中身が蒸発して少しずつ減っていくのです。

特に数年単位で保存していると、5ml〜10ml程度減る事もあると言われています。

 

中身が減っても未開封なら安全?

基本的には開封で冷暗所に保管されていれば、飲んでも問題ないとされています。

ただし「内容量が減る」という点において、メーカー側には別の問題が発生します。

賞味期限のカギは「計量法

計量法とは?

日本の法律で「ペットボトルに表示されている容量(例:500ml)」と実際の中身の量にズレがあると違反になると言う決まりです。

つまり…

長期間保存して内容量が自然に減ってしまうと、法律的には「表示と違う=アウト」になる可能性がある!

そのため、メーカーは賞味期限を「内容量が表示通りであると保証できる期間」として設定しているのです。

 

賞味期限は「安全性」+「法的理由」の合わせ技

 

ペットボトル飲料の賞味期限にはこのような理由があります。

理由 内容
品質維持 美味しく飲める期限を保証するため
内容量の変化 材質の通気性により中身が少し減る
計量法への対応 法律上、表示どおりの容量でなければならない

 

賞味期限が過ぎたらすぐに捨てるべき?

結論としては・・・

  • 開封で保存状態が良ければ、多少の期限切れでも問題ない事が多い

  • ただし、開封後や保存状態が悪い場合はNG

  • 味やにおい、色に異常があれば飲まない!

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まとめ

  • ペットボトルは微量に空気や水分を通すため、長期保存で内容量が減る事がある。

  • 減っても未開封なら基本的に安全。

  • しかし「計量法」により、表示された容量とのズレを防ぐ必要があるため、賞味期限が設定されている。

 

✅ よくある質問(FAQ)

Q:2年過ぎたミネラルウォーター、飲んでも大丈夫?
A:未開封・冷暗所保管で見た目・におい・味に問題なければ、飲める可能性がありますが、自己責任で。

Q:期限切れのジュースやお茶も同じ?
A:ジュースやお茶は変質しやすいので、水より慎重に。濁りや異臭があれば絶対に飲まないで下さい。

 

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